ゼロエミ
ゼロエミとは、ゼロエミッション(ゴミ0)の略で、廃棄物を資源として再利用し、廃棄するものを減らす事を目指す取り組みです。
弊社の取り組みは、珈琲豆販売店で発生するフードロス豆やカフェで排出されるドリップ粕を染料として再利用して染色します。
抽出粕はキノコ培土として再々利用され最終は土に還る持続可能な循環サイクルの構築を目指しております。
アパレル製品の環境負荷を軽減した生産
大量生産・大量廃棄の生産サイクルはニューノーマル時代の現代では到底受け入れられない仕組みとなってしまいました。必要な量を必要なだけ生産する。それが出来るシステムがここにはあります。染める染料は食品ロス及び産業廃棄物の発生を解消する珈琲豆+チャフを使用したサスティナブルな染色です。染色に再利用された後はキノコ栽培キットを通じて各家庭から土に還る完全循環型の構築を目指しています。発注者モチベーションを最大限に高め消費者の共感を得る当システムで世に必要とされる製品を制作しませんか?
世界的な食糧不足の
解消を目指して
コロナで世界の物流が寸断され、温暖化や自然災害が頻発する現代に於いて
食料の確保は我々人類にとって火急の課題となっています。
イナゴの大量発生や河川の氾濫など、様々な脅威に備え広大な農業地域の少ない日本では
都市型農園に期待が集まります。私たちは町工場の密集する東大阪にて植物工場の可能性を追求しながら家庭栽培のノウハウをも広めていきたいと考えます。
キノコ菌床の生産は近畿大学農学部様と弊社で共同研究を重ね、現在栽培試験を
行っております。
チャフ及び規格漏れや消費期限の過ぎたフードロス豆やカフェで発生するドリップ粕を回収して染料として再利用しております。
焙煎時に発生する産業廃棄物「チャフ」は近隣農家様に堆肥として利用頂いたりプロダクト製品の材料として利用出来ないかを探っております。
ドリップ前の豆から染色するので色が濃く香りも強い染色が可能です。濃染プリントという特殊な技法を用いる事でデザイン柄も珈琲豆の天然色素100%で表現が可能となりました。
染料抽出後の珈琲カスをきのこ栽培の培土として再利用。菌糸が全体に蔓延された菌床は珈琲粕を提供頂くカフェ等を通じてお客様に提供する事を目指しています。
きのこの収穫が終わった後の菌床は家庭菜園の肥料等にしてお客様ご自身の手で土に還して頂きます。ゴミの排出量を減らし染料として再利用された後に土に還る循環の完成です。
珈琲以外でも染料としての再利用が可能
生花店で販売出来なくなったお花を染料として再利用する方法を探っています。
バンドルダイと呼ばれる押し花の蒸し固着で特徴ある色目に仕上げる事が可能です。
色素を再利用した後は堆肥化を目指しています。
クラフトビール醸造所で大量に廃棄される麦芽粕を染料として再利用致します。麦芽粕は珈琲粕同様にキノコ栽培が可能な栄養素が豊富にありますので、こちらでの再利用も有効と認められました。
ワイナリーで剪定されたブドウの木からはとても濃い色素が抽出出来ます。ブドウの木からピンクベージュに染まったトーション何て面白くないですか?
抽出後の木からも堆肥化を考えます。
窮地に立たされたアパレル産業の再生
コロナで世界は変わってしまい、産業の構造は大きな変革を迫られています。とりわけアパレル産業は不要不急の代表的な存在として非常に厳しい逆風に晒されております。
今までの生産サイクルを見直しニューノーマルに求められ市場に支持される形での生産ラインの確立を達成しご依頼頂ける顧客様のビジネスの追い風となれる様、取り組んでまいります。
持続可能な生産サイクルで作られるプロダクト製品
システムを利用頂いているお客様の感想
よくあるご質問
会社概要
会社名 | 株式会社福井プレス |
住所 | 大阪府東大阪市西石切町6-3-42 |
電話番号 | 072-986-9295 |
代表者 | 代表取締役 福井 伸 |
資本金 | 5,000,000円 |
法人設立 | 2018年1月5日(創業昭和13年) |