珈琲染めを様々なお客様に取り入れて頂ける様になってまいりましたが
本日取引先の縫製工場様より弊社で染めたTシャツの堅牢度検査結果をお知らせ頂きました。
想像していた以上に堅牢性が高く更に珈琲染め押しに力を入れていきたいと思います。


大阪府東大阪市西石切町にて、製品・反物の染色洗い加工を行っている工場です。
JCOMさんのデイリーニュース東大阪という番組に
生放送出演させて頂きました。
生放送ですよ!
緊張感ハンパ無かったです。
スタジオは長田駅出口すぐにありました。
まだ出来たばかりらしくとても綺麗なスタジオでした。
プロデューサーさんとのご挨拶もそこそこに
すぐにリハーサルが始まりましたが、何やらスタジオ内全体が
バタバタしており不穏な空気に!
アナウンサーの中元麗偉美さんから状況のご説明があり
瓢箪山商店街でリポートされているきん様(有名リポーターさん)から
中継が入るかもしれませんので台本に修正を加えさせて頂きますと
こちらが段取りしていた流れががらっと変わり緊張感もMAXに。。
とにもかくにも中継が入る前提のリハーサルが終わり、いよいよ本番かと思いきや
次はまさかの通信障害が発生して一転、カットした内容に+アルファーで
話を盛り込んで下さいと素人相手に無茶ぶりし過ぎでっせ!!
生放送ならではの展開のあまりの激しさに逆に開き直れて本番は多少なりとも
落ち着いて望めました。と本人は思っていたのですが、放送を見たうちのスタッフ
には社長めちゃめちゃ緊張していましたね!なんてあっけなく言われてしまいました。。
本人は放送を見れないのでスマホアプリで見てみたら恥ずかしいくらい舞い上がって
ヤバかったです・・個人的に1番の失敗はソファーカバーの染め直しは縮むので
お断りしていますなんて。ソファーカバーめっちゃ染めてるやん!!と自宅で
虚しいセルフ突っ込みをしておりました。
何事も慣れが必要ですね、毎週レギュラーで出演とか出来たら3、4回やったら
もうちょっとマシに出来そうな気がします。JCOMさんまた呼んで下さいね!
放送終了後に中元麗偉美さんと記念撮影。
めちゃ優しくして頂いて感謝です。プロのアナウンサーの方の
原稿を読む生声を側で聞くとシビれる体感がありましたよ。
今回の出演を段取りして頂きました東大阪経済新聞の和田さん
スタジオまで立ち会って頂きありがとうございました!
先日の連休を利用して東京に遊びに行ってまいりました。
娘を原宿に引率するという任務の傍ら三鷹市で珈琲の焙煎屋をオープン準備している
妹夫婦の店舗にも顔を出す事にしました。
珈琲は普段から良く飲んで好きなのですが、今日は焙煎するところを実演して
見せてくれるとの事でしたので行く前からすごく楽しみにしておりました。
焙煎機としては超小型みたいですが、コンパクトながら本格的な佇まいに
これを使って今から生豆を焙煎していくのだと想像すると興奮高まります。
洗った生豆をふきんで水分を取り除いて準備します。
豆を焙煎機にかけてローストしていくとなにやらカスの様なものが
透明タンクに溜まっていく事が気になります。
これ何?すごく気になります。
妹の旦那さんが説明してくれましたところこの茶色いカスは
珈琲豆の薄皮だそうな、生豆は基本予め皮が剥かれている状態ですが
上手く取り除かれなかった小さな薄皮が焙煎の熱に晒され豆から剥離し
この透明タンクに溜まっていくそうです。
触れてみると、とても軽く乾燥しています。
更に聞いてみるとこちらは利用方法が無く廃棄するらしい。
そこでこのチャフを染色に利用出来ないか持ち帰って
テストしてみる事にしました。
チャフを漉し袋に入れて煮出す事30分。
なかなか力強い色素が出ていて結構濃く染めれるのでは?と期待が持てます。
晒しの生地Tシャツと生成エコバックで染上がりカラーに差が出ましたが
どちらもかなり良い色に染まりました。所謂コーヒー色です。
コーヒーの豆出がらしで染めた色との違いは無いのですが決定的な
違いは珈琲の香りがしない事。。
それでも嫌な臭いがするで無く、豆と違って廃棄物を有効利用出来る
エコリサイクルな点からチャフで染める意義を強く感じました。
伊藤園さんのご依頼で大丸心斎橋店に9/20新規オープンする
「Four Green Leaves」という
店舗のオープニングスタッフさんが着用されるユニフォームシャツを
お茶染めする機会を頂きました。
お茶染めは三重県の伊勢茶染めをご依頼頂くブランド様の注文で
何度も経験させて頂いておりますが、今回の店舗コンセプトがグリーンだという事で
何としてもお茶でグリーンに染めたいという事なので大変です。
お茶を炊き出すと最初は茶色や黄色が出てくるのですが
これを使って染めてしまうと馬力の無いグリーンが負けてしまうので
今回の染色には使用しません。
やっとこさ出てきてくれた緑だけを使ってシャツを染めていきます。
通常の染めより3倍くらい時間が掛かります。
染め上がったシャツは天然色素の持つ独特な風合で染上がりは特に強く
お茶の香りがしています。色味はグリーンというかお茶カラーで
タンニンを感じさせる渋い色です。
染上がりのシャツを確認に来て下さった伊藤園担当者の方から
お店のコースターを頂いてしまいました!
このコースターにも茶殻が使われているこだわりっぷりです。
今からオープンがとても楽しみです。
皆さまも是非ご来店下さいませ。そしてお茶で染めたシャツご覧になって下さい!
店舗バックヤードの設備が着々と整ってまいりましたよ!
ガス管工事完了。
寸胴で湯が沸かせます。
プリント台も設置してみました。
加工のバリエーションも広がります。
本日はそんな店舗バックヤードスペースでアパレルデザイナー様の要望にお応えすべくグラデーション染めを実際にデザイナー様自らの手でサンプルアップして頂く機会に恵まれました。
試験室長の佐藤がレクチャーさせて頂きました。
グラデーション染めは思った通りのイメージに仕上げるにはかなりの経験が必要ですがデザイナー様は怯む事無く果敢にトライされています。小さなハギレを何度も染めてコツを掴んでいきます。色んなカラーを染めて最終的なカラーコンビネーションを決定されました。
イメージ通り仕上がりましたでしょうか?現場でお客様と一緒にサンプルアップ出来る機会なんて滅多にありませんので大変貴重な経験をさせて頂きました。いつもの指示書をもらってこちらで制作するのと違ってデザイナーさんがその場で新しい感覚を入れる事が出来たり、ちょっと思っていたのと違うなーの流れを変更してしまえたり、デザインの専門家と染色の専門家が顔を突き合わせて制作しているので途中工程でライブのやりとりが出来るメリットはとても大きいと感じました。
すっかりご無沙汰になってしまいました。 ひっそりと確実に在籍しております。佐藤です。 おこたのしまい時がわからない、 曖昧な季節が到来しました。 判断力の見せ所です。 曖昧にしておきたい。判断したくなーい。 最近の弊社では、絞りの仕事が常態化してきたような気がします。 嬉しいことです。 ラーメンマンの髪かと思いきや 細かい絞りボーダー柄になりました。 つちのこのようです。
異素材染色あるあるネタ 古い着物を染める時、刺繍と生地の素材が違うと 刺繍柄が浮かび上がってきます。
生地部分のポリエステル染めをした場合 シルクの刺繍部分が染まらないので、 鶴がはっきり浮かび上がってきます。
全部染めるとこうなります。
異素材で染め分けることによって、 1枚で3パターンの生地に変化します。 これ、結構面白いと思います。 このネタを使った服、誰か作ってくれないかなあ。。。
明けましておめでとうございます。2019 本年も株式会社福井プレスを重点的にご贔屓に、何卒宜しくお願い申し上げます。 例年に漏れず佐藤は東京帰省してまいりましたが、やはり故郷はよいものですね。 漫画(年末年始は主に進撃の巨人を読む)と セブンイレブンのチーズリング(今自分の中で流行っている) に囲まれて一生ダラダラしたい。 今年の目標は、 怠惰な自分をこの世から一匹残らず駆逐することです。 ちなみに昨年はゴールデンカムイという漫画にハマりました。 (弊社スタッフおすすめ漫画。漫画チョイスの才能あり。) スタッフおすすめといえば、昨年は新世界の串カツにもハマってしまいました。(今更) こちらも弊社スタッフおすすめ店に連れて行ってもらいました。 スタッフ達にめちゃくちゃ影響されている私ですが、 皆好みが違いすぎて非常に面白い。 影響を受けあえるのが弊社スタッフ達の素晴らしいところです。 昨年の下半期には新しく主婦のスタッフも入り(すでに数年勤務の貫禄あり) 社長と専務(社長のお兄さん)からは全員お年玉も配られ 今年は何やらいけそうな気がしています。 (風邪ひいても何とかしてくれそう、、、!) 昨年末の大仕事 絞り染めのお仕事が大量にきたために 予想外にアナログメカを量産致しました。 バリ取りだけで心が折れそうでしたが、何とか4号機まで(マキコ1号〜4号) 生産出来ました。 道具作りも絞る作業も、私一人ではとても完成できないので 感謝すぎて周りのスタッフや職人には足を向けて眠れません。 どうか皆さん、同じ方角に住処がありますように。
マキコ2号〜4号
絞っている佐藤。作業服を新調しました。 スタッフ自らわざわざお直ししてくれたので、大事に着ていこうと思います。
東京帰省時に、六本木ミッドタウンへ而今禾さんの展示をみに行ってきました。 三重の特産である伊勢茶で染めた服達が展示されていました。 弊社で染色をご依頼いただけたことをとても嬉しく感じますし、 何よりセンスが素敵な而今禾さん。 丁寧なことも、効率的なことも、美しいと思う感覚も まるっと素晴らしいの一言に尽きます。
前回弊社を取材して頂いた繊研新聞の中村さんと東京からお越し頂いた関さんに 弊社で体験取材を行って頂きました。 今回は関さんが繊維業界に染まっていない新鮮な感覚で業界のコアな 部分に触れレポートするという企画らしいです。 取材して頂いた私達も実際の記事が読めるのを今からとても楽しみにしています。 まずは弊社の業務内容のご説明から・・ 本日体験頂く加工の説明に。 オペレーターは弊社の武田が担当致します。 体験テーマは「ヴィンテージTシャツの作り方講座」です。 お好みのオリジナルカラーで染色加工と洗い加工の併せ技を駆使した 新品なのに着古した感が味わえるとっても素敵なTシャツを 作成して頂きます。 (なんか宣伝ぽくなってます。。いや実は宣伝しています)
色んなカラーサンプルからお好みのカラーをピックアップして頂いて 色の配合を測定する事が出来るカラーマッチング測色機で計測します。 ここの作業はオペレーター武田が行いますが 関さんもとっても興味深々で食いついておられました。
今回染めるスペースは店舗バックヤードで 行って頂きました。
ミストシャワーも出る快適空間なので夏場もばっちし!ですよ。
貸し切り体験中の関さん。 Tシャツの染色は20分間行って頂きます。 10分を過ぎたあたりから少々きつくなってきます。 店舗での染色が終わると工場に移動して 染まったばかりのTシャツに洗い加工を加えます。
こいつで激しく洗います。 今回のTシャツには特別な前処理が施されていて 染料が表面染着する様になっていますので洗う事でいー感じに 色落ちが出てきます。
完成したTシャツを持っての記念撮影~ 中村さん関さん暑い中、長時間お疲れ様でした。 新聞に掲載されるの楽しみにしています! 今回関さんに体験して頂いた「ヴィンテージウェアの作り方講座」は 弊社で随時開催中です。 こちらからご予約出来ますので是非ご応募下さい。 かなり詰め込み過ぎの内容ですが染色から洗い加工まで一気通貫で駆け抜けますので アパレル関連に従事される方にはとても面白く感じてもらえる内容となっています。 染色前のお持ち込みボディーでも作れますので、ご自身の手でサンプルアップする 感覚で体験してみませんか!?