地域の資源を有効に
東大阪のお店や企業から排出される産業廃棄物(ロス珈琲豆・チャフ・麦芽粕)から色素を抽出して染色に利用する事で、地域のゴミを減らし有効利用しています。染色に利用された後の粕はキノコ栽培に利用され、ゴミから食料を生産する完全循環型の取り組みとなります。
この生産サイクルが持続可能な取り組みとして成り立つのは、東大阪という物理的距離の最小化の中で構築されている事がとても大事な要素になっています。
廃棄物の運搬に係る費用コストを下げ、鮮度を保ちながら工程を進められますので、余計なエネルギー(輸送燃料や乾燥エネルギー)の発生を抑え、現実的な取り組みとして成り立っています。