本社工場近くに店舗をオープンさせる計画がスタートしました。
染め直し衣類のお持ち込みをより快適にアクセス出来る様に
更には染色体験会、染色教室なども展開していく予定です。
本格的なオープンが決まりましたら
改めてお知らせさせて頂きます。
ご期待下さい。
(画像は現在の店舗の様子です。2年くらい前まで営業していた食堂でした)


大阪府東大阪市西石切町にて、製品・反物の染色洗い加工を行っている工場です。
だいぶ遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年も労働に精を出す労働完全体佐藤です。
年末年始は無事に帰省も出来、散歩しながらぼーっとする時間を作ることができました。
年末年始の東京は閑散としていてとても好きです。
人がいない懐かしい場所を歩くのはとてもうきうきします。
現在はマウンテンビューな住まいですが
実家は富士山とリバービューなので本当は川が好きです。
淀川でぼーっとしたいです。
関西では労働に精を出すしか生きている意味がないくらいの勢いですが
休日にふらっと通りかかったお店に
自分の染めた服がディスプレイされているのを見かけると一気にテンションが上がります。
これはあの時、早朝5時に染めたやつでは…!
など、一つ一つに思い入れがあるのでとにかく嬉しいです。
思い出せない仕事は一つもありません。
記憶力だけは確かなようです。
去年から地味に進めてきた印刷物も少しづつ形になってきて、
気に入ってくれる人がいてくれたら嬉しいです。
これは草木染め見本帳の制作です。
表紙を草木染めした後活版印刷で一枚ずつ手刷りして仕上げています。
関西でデザインに共鳴してくれる数少ない友人のデザイナーが協力してくれました。
毎回無理難題を引き受けてくれて頭が上がりません。
自分がやりたいことに一生懸命な人はなんとも素晴らしい。
今年は弊社、新事業を立ち上げる準備として(大袈裟)
みてもらいたいものをどんどん作っていきたいです。
染色に興味がある方が気軽に立ち寄れるような工場地帯(おっさん率高し)
を目指して頑張ります。
今年からスタッフがとうとう女一人になってしまいました。
アルバイト君に『紅一点ですね』
と諭されましたが全然嬉しくありません。
男性には負けない筋力をつけてもっと人がくるように精進します。
あと、作業用割烹着がつぶれてきたのでいよいよ白衣を導入しました。
試験室長の底力は白衣で発揮します。
白い作業着嬉しいな。
おはようございます。
昔使用していたバイオリンを壁にかけただけで
プロのバイオリン奏者気分になれる、自称クラシック佐藤です。
少し前から染色業界のOBであり、
人生の先輩が弊社によく出入りしているのですが
その先輩が染色工場見学に連れて行ってくれました。
同業の場所に伺うことは滅多にないのでかなり心躍りましたが
どこも良い意味での癖を持っていて素晴らしかったです。
突然押し掛けたにも関わらず、嫌な顔もせず工場内を丁寧に説明していただきました。
優しい人が多いですね。
器も大きいが作業場も機械も、うちの何倍も大きい。。。
弊社の特性は極めて小ロットだということを改めて実感しました。
染色業界(ほんの一部しかみていないけれど)
特に工業染色に関しては圧倒的に男性が多いです。
こんな当たり前のことすら知りませんでした。
力ではかないませんが、技術では負けぬようもっと勉強していきたいと思います。
技術開発に熱心な
泉工業(株)さんの開発したラメ糸を使い
大城戸織布さんで織った生地を
(株)福井プレスにてムラ染めにした、合作試験を行いました。
セルロース繊維のラメ糸とのことで
綿で使用する染料で染色しました。
(セルロース繊維は、綿麻などの天然繊維の他に、
レーヨンやキュプラ、テンセルなど再生繊維のものがあげられます。)
ラメにはかなり疎い私ですが、天の川みたいで美しいものですね。
個人的には濃色の方がラメが際立ってより綺麗に見えました。
他の素材の試験も色々やっています。
こちらは今大流行しているICOS(電子タバコ)のケースの染色試験。
基本的に生地を染める会社ですので、
このようなプラスチックを綺麗に染めることがなかなか出来ず
失敗を繰り返しましたが、最終的に綺麗に染める方法を見つけました!
こちらは木材の染色。
木目が残る顔料とは違う風合いの色のつき方です。
木は簡単に染まりそうですが、浸染では以外と難しいものです。
ムラ染めに使用した捨て生地。
色々な色が混ざって、かっこいい配色になってしまい
もはや捨て生地とは言えないレベル。
今晩は、パソコンの不調によりブログを放置していました全国でも有名な(苗字の)佐藤の時間です。
色と素材と納期に追いやられ、お昼ご飯をゆっくり食べたいと思うこの頃は、バナナか納豆を食べながら現場を見守る毎日です。行儀が悪いが栄養は短時間に摂取したい。
最近は癒しを欲しているのか、家の中が森化しています。
(家の植物が増え続けている)
そういえば小学校の頃はお花係でした。
あの頃は葉っぱと鉄棒と土と世界名作劇場が佐藤の9割を占めていました。
ベランダで藍と綿を育てたいのですが、簾をカビだらけにしてしまう私にはまだハードルが高いようです。来年こそ実施したい、、、。
だけども暇さえあればもっと作業していたくなる、人よりだいぶ遅い成長期がダラダラと続いています。毎日の作業をこなしながら、新しい取り組みを考えたり作ることは楽しい。
新しい取り組みはいくつかありますが、
そのひとつに
一般の方もデザイナーの方も、染色が身近に、より理解できるような仕組みを作ろうと思っています。
毎日何色染めてるんだという(ほどは染めておりませんが)
根っこには、1色1色が、極力色ブレのないよう、量産で問題が起きないように気を張っています。
機械によって癖があるのは事実、
人間の性格と一緒で、この機械にはこういう対応、という配慮をしないといけないので
神経がいかれそうですがそういうギリギリ感に快感を得ているので良しとします。
安定したいけど、へそ曲がりな機械ばかりです。
そこがまたかわいいんだが。
靴下は服より圧倒的に数多く染められます。
浸染では基本的には重量が重要となります。
重さで浴比と染料の配合を決めるからです。
(靴下は軽いので1ロットで沢山染められる)
何色も染めて、ビーカーとの色ブレがないとき、佐藤は歓喜します。
ひゃっほー
10月はお取り引き先様の展示会があり、時間があるときに何軒か伺わせていただきました。
伺って実際出来上がったものをみると、どのデザイナーさんもほんの一部を携わっただけでも喜びをもらえます。
ご依頼いただけて、形にして出してくれてありがとうございます。
古川与助商店様の和紙生地の染色オーダースーツ
一人一人、お好みの色で染めてからの縫製です。
完全に世界でただ一つの衣類です。
河村社長の熱意とモチベーションに、いつも学ぶものがあります。
この仕組みを考えられるのは本当にすごい。
今期から弊社で染色をしていただいたYURTAO様の展示会に伺いました。
ついでに染めた服の試着もさせてもらいました。
出不精ながらも、大城戸織布の1番弟子まな氏に誘ってもらい展示会に行ったところ、
想像以上に染めたものをみるのは嬉しくなりました。
生地を織る→染める→デザイナー→お客様
この一連全てをを見られたような気がしました。
(ちなみに古川与助商店もYURTAOも大城戸織布の生地がメインです)
こもって作業だけでなく、たまに外に連れ出してくれる人がいるのっていいなと思う10月でした。
今月はミロを3パック消費する目標です。
パソコン早く直れ。
おはようございます。
アルミホイルの万能感にうつつを抜かしている佐藤です。
これ考えた人本当にすごい。
形状や固さを自由に変えられるだけでも十分おもしろいのに
その上での防湿、防紫外線、防赤外線、水分やガスの火通気性などのバリアー力の高さ、
抗菌性、熱伝導率に優れている等
能力がすさまじい。知れば知るほどこいつはやばい。興奮が冷めず誰かに伝えたいのでこの場を借りてお伝えします。
アルミホイルってすごい!
最近のスタッフッの様子です。
社長は経営を中心に部屋にこもった作業が増えています。
現場に出ていたのが嘘のようです。やりたいことに猛突進していた頃に比べ、今は抱える従業員のことや事業進展に日々力を注いでくれています。おかげで従業員は格段に働きやすい環境になってきています。本当に感謝。
社長の双子のお兄さんは、自分のこなす仕事を効率的に淡々と、確実にこなしています。影の支配者です。誰よりもぶれない大黒柱。
広報の高森。
彼は現場作業以外にも、Webの企画や構築を考えてくれます。
非常に几帳面なため気難しさはあるけれど、だからこそ細部への気配りや正確さが信用へ結びつきます。
営業の横山。
彼女は現場の流れをうまく察知し動いてくれ、細かい気遣いができる素敵な女性です。
一緒にいるスタッフを明るくしてくれて、みんながとても感謝です。
総括部兼試験室長の佐藤です。
3年前の試験時と似たような作業の写真があったので比べてみると、自分で言うのもなんですが多少は成長が見られるようになりました。(現実的にこなす量)
写真が撮れませんでしたが、最近パツキン(ライブのためだけに金髪にした)の若者が1名入社しました。
今自分が食いつくべきものに向き合って頑張っていて、それを自分のものにしたいと思う前向きさが素敵だなと思います。
何もないアナログな状態から自分で考えて動くしかないと目の前のことだけで成長過程があまりわからなくなりますが、
時々振り返ると、成長しているんだなと実感できるくらいにはなったかなと最近は思います。
こんにちは。
人造人間佐藤です。
工場の周りは側溝が多く、日常が罠だらけです。
先日また落ちてしまいました。
側溝に挟まった大人の姿を誰にも(多分)見られていなくてよかったです。
ついに蝉が動き出し、いよいよ戦闘態勢の時期に差し掛かりました。
先日私の作戦に賛同と心配をしてくれるやさしい部下様から水鉄砲をいただきましたので、
今年はこいつで対策をするつもりでおります。
(蝉は水に濡れると飛べなくなります。)
持ち手がふわふわ。mont-bellの水鉄砲。ごんばべ
現場では暑さがもはや気持ちの良いレベルに。
もうこんな現場夏はいい加減慣れていると思いきや
正の字を無意識にひたすら書いていたのであろう紙をみて
ああ、私もまだまだだなと感じました。
脳みそよ頑張って今年も乗り切ってくれ。
最近の試験
迷彩風タイダイ
数色を、全体にある程度不規則な柄にすると迷彩のように仕上がります。
同じ生地を使って着分染めをしているご依頼の色を
溜まったごとに色見本に作り直しているのですが
色数が溜まってくるのが形になって見えてくると嬉しくなります。
この色見本帳は一度にできるものではなく
お仕事の依頼分少しずつ増えていくので、すべての色に思い入れを感じます。
もっともっと色数を増やしていきたいです。
おはようございます。潮時の佐藤です。
今年も暑くなってきたので、蝉爆弾の対策を考えているのですが
市販の水鉄砲では蝉に届くまでの威力が弱いので、
ケルヒャー(高圧洗浄機)を持ち歩けないかと考えております。
どなたかコードレスに改造してくださる方がいたらご一報下さい。
私のビーカー試験用の二代目ノートがついに最終ページまで使い切りました。
ノートの後半に差し掛かる頃には閉じられないことはおろか、文字を書くこともままならない状況で、よく最後まで使い切ったと自分を褒め称えています。
パソコンでデータ管理、保存すればスマートにいくのですが
この分厚さみたさのために
私はずっとノートでいたいと思います。