注意力散漫で有名な佐藤です。
絶賛草木染めサンプル制作中です。
優しい色合いと粒子の粗さは草木染め特有の魅力と言えます。
しかしながら、化学染料でも同じ色は再現可能であり堅牢度もよいため、アパレルに草木染めはおそらくあまり向いてはいないでしょう。
それでも草木染めにこだわる理由は、それぞれに思いやこだわりがあるのだと思います。
私自身は、草木染めも化学染料も、最終的に美しく染まればそれで良い。我々のすべきことは、求められた色や風合いに出来る限り近づける事です。
強いて言うならば、自然から得る原始的な状態の色を見ることは、視覚以外の部分を刺激される点が、草木染めの好きな所かしら。
美味しんぼで言うところの、海原雄山(原点を重んじる草木染め派)と山岡士郎(可能性を重んじる化染派)です。